
社会医療法人清風会、日本原病院は「自律の支援」を理念に掲げ、利用者さまの「在宅復帰」を目指して医療、介護、リハビリテーションを提供しています。
また、60年以上地域に根づいている法人として、さまざまな地域貢献を行い、近隣にお住まいの皆様の暮らしを支えています。
社会医療法人清風会のある津山市では、中学校の多くで、毎年夏〜秋にかけて「職場体験」が行われ、地元企業や法人・商業施設などで数名の学生を受入れ、「働くこと」の疑似体験をするといった取り組みが行われています。
当法人も積極的に学生を受入れ、「日本原病院」や隣接の介護老人保健施設「おとなの学校 岡山校」、「コロバン道場 日本原」などで職場体験を実施しています。
平成30年は、夏頃から幾つかの中学校から職場体験の学生を受入れ、9月にも近くの中学校から2名の学生が職場体験に訪れました!
今回の職場体験は、9月4日(火)からの受入予定でしたが、台風21号の影響もあり、翌日の9月5日(水)〜9月7日(金)の3日間の実施となりました。
初日は日本原病院内の内視鏡室、レントゲン室などで、実際の検査方法や患者様へどんな説明をするかなどをレクチャー受けました。
2日目は日本原病院の病棟で実際に患者さまの個室へ赴いて体温を測ったり、簡単な問診をしたりしました。
参加した学生からは
「貴重な体験が出来て良かった」
「病院や施設に来ること自体が少ないので、仕事をする立場として中に入ってみていろいろな驚きがあった。直接利用者の方とお話する機会もあって良い経験ができた」
と言った感想をいただきました。
日本では、近年「少子高齢化」問題となり、医療・介護の現場での「人手不足」が叫ばれています。実際に津山市でも医療・介護の働き手が足りていない状況があります。
だからこそ、若い世代に「医療・介護」の現場を体験し、興味を持ってもらえる橋掛かりに成るように、これからも積極的に「職場体験」の受入を行って行きたいと思います。